下関のお祭りといえばまず思い浮かぶ「馬関まつり」。
私も子供の頃はよく行っていました。
そんな馬関祭りについてこどもが
「なんでこのまつりの名前は【ばかん】なの?」
と聞かれたのでご紹介。
馬関祭りはどんなお祭りなのかもまとめました。
同じように疑問に思った方はぜひお読みください。
馬関祭りとは
馬関祭りとは下関市民総参加の夏祭りです。
海峡ゆめ広場、唐戸、カモンワーフなど各会場でにぎやかに盛り上がります。
1974年、下関青年会議所が「歌と踊りとみんなの夜市」を開催したことが始まりとされています。
この祭りは、長年多くの下関市民に親しまれ、現在では40万人を超える人出で賑わう一大イベントとなっています。
2023年版情報
開催日付:令和5年8月19日(土)・20日(日)
会場:下関駅から唐戸地区まで
交通規制があるので注意。
そもそもなぜ馬関(ばかん)なの?
そもそもなんで「ばかん」なのでしょうか
これは地名に由来します。
下関は昔、赤間関 (あかまがせき) と呼ばれていました。
で、赤間関を赤馬関とも書いていました。
それが、省略されて馬間(ばかん)と呼ばれるように。
この「馬関」という名前は、関門海峡に位置する下関の地理的な特徴と、この地域が古代からの交通の要所であったことに由来しています。
関門海峡は、日本の四国と九州を分ける海峡であり、古代からの交通・交易の要所として栄えてきました。
また、この地域は古くから馬の生産・取引が盛んであり、馬関という名前も馬の取引の場所としての役割を持っていたことを示しています。
このような歴史的背景を持つ「馬関」という名前を冠して、地域の伝統や文化を称え、祭りを盛り上げる意味が込められて「馬関祭り」と名付けられました。
赤馬関の赤どこいったん・・・
馬関祭りを楽しむためのポイント
最大の見どころは、大勢の踊り子が参加する最終日の平家踊総踊り大会。
糸繰り式と呼ばれる交互に糸をたぐるような滑らかな動きと太鼓のリズムで、観るだけでも楽しむことができます。
その他ヨサコイやバレイン下関の選手に会えたり色々楽しいイベントたくさん!
楽しむイベント↓
- 関門よさこい大会: 色鮮やかな衣装を身にまとい、力強い踊りで観客を魅了します。
- 朝鮮通信使行列再現:日韓文化交流公演: 歴史的な行列を再現し、日韓の文化交流を深めるイベントです。
- 平家踊総踊り大会: 伝統的な踊りを競い合います。
- 海峡ファンファーレ・拡大版: 豪華な演奏と共に、海峡を盛り上げます。
まとめ
馬関まつりのばかんは、下関の昔の地名。
その名前を取ったということでした。
下関の夏を代表する市民祭り。
多くのイベントやアトラクションがあり、参加者は楽しい時間を過ごすことができます。
熱中症に注意しながら、水分補給や休憩を取りながら、この素晴らしい祭りを楽しんでください。